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2008-07-26 Sat

以下の方法は、自己責任においてお試し下さい。
お客様がご自分で着物のシミを取ったり衿を拭いたりしたとき、図のような感じで、シミの周囲に薬品のクマとり(輪ジミ)といわれる跡が残る事があります。着物の本などを参考に、ベンジンなどを使ってご自分でシミを処理なさろうとしたときに、よくこの様な状態になるのです。
クマどりを出さないようにするには、シミを取る前に、ベンジンを使うならば前もってベンジンで、水を使うならば前もって水で、シミの周りをうす~くぼかしておくと防げます。(ぼかすとは、ベンジンの場合は周りを薄く拭いておく事、水の場合はシミの周りを薄く霧を吹いておく、といった感覚の言葉です)
しみ抜き、衿ふきの後、仮にクマとりが出来てしまったときの処置は、まだ乾かぬうちに、周囲をぼかしておくと、良いです。その後、乾燥はドライヤーやアイロンで乾かしてはいけません。必ず、自然乾燥で乾燥させてください。
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by 原田染物店
きものお手入れ : 20:07 : comments (x) : trackback (0)
2008-07-20 Sun
白地の浴衣で紺の柄のある浴衣は、白い部分に紺の色が移ってしまうことが良くあります。これは、多くが洗濯機で脱水の時に移ってしまうもので、こちらのお手入れTIPSで紹介した方法を使って洗濯すれば、ある程度防ぐ事が出来ますが、もし移ってしまった場合でも強引な方法では有りますが、対処法はあります。と言うわけで、以下の方法は自己責任の上で行ってください。
洗濯機に、普通の洗濯石鹸を入れ、20分ほど洗濯機で回し、冷たい水ですすいで下さい。これで、かなり白い部分に移った色がとれる場合があります。完全には取れなくても、着用できる程度には移った色がとれる場合が多いので、試す価値はあると思います。
ただし、紺の地色の部分が多い浴衣は、スレが出て白っぽくなってしまうことがありますので、あくまでも白地が多く紺の柄があるという程度の浴衣に適用できる方法です。
洗濯機で、ゆすいだ後の脱水は、こちらのお手入れTIPSで紹介したとおり、必ずたたんで行ってください。
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きものお手入れ : 20:41 : comments (x) : trackback (0)
2008-07-17 Thu
今週末、いよいよ夏休みに入るところも多いと思います。そして、浴衣を着てお出かけできるイベントも各地で開かれる事でしょう。そこで、着用した浴衣の手入れについて、簡単にお話します。以下の手入れ法については、自己責任でお願いいたします。
浴衣を着たお出かけの帰宅後、そのお手入れは水洗いが基本です。普通の浴衣ですと、袖口や衿(えり)、裾を、家庭用の洗剤を薄めたものを用い、ブラシで軽くこすり、浴衣全体を水でゆすいで、必ずたたんでから、洗濯機で脱水だけをして、自然乾燥させれば、それで大丈夫です。
しかし、中には、色の出る浴衣もあります。その場合は、上記の方法で洗う過程のすすぎの時に、水の中に「酢」を入れます。そして、酢が入った水から、そのまま、上記の洗い方の様に、たたんで洗濯機で脱水をかけます。酢は自然乾燥時に蒸発しますので、匂いが残る事はありません。
さらに、なるべく冷たい水で洗うというのも、色を出させない方法のひとつです。
2~3回洗うと、コシがなくなりますので、その場合は、すすいだ後にノリ入れをすると、風合いが回復する事があります。
当店では、開店記念として、ゆかた特価セールを実施中です。様々な夏イベントに、ぜひ当店のゆかたをご利用下さい。
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きものお手入れ : 18:54 : comments (x) : trackback (0)
2008-07-15 Tue
前回のお手入れTIPSで、オススメした、年に二回の「虫干し」。大事な着物を長持ちさせる為には、必須の作業です。その目的として、以下の事をあげました。
・カビの予防
・きもののチェック(カビ、シミ、汚れの早期発見)
高温多湿の梅雨、虫干しの時に、2番目の「きもののチェック」で「カビ」を発見する事もあると思います。発見したら、基本的には専門店に持っていくわけではありますが、そのカビがもし、うっすらと白く発生した程度の初期の段階でしたら、ご家庭でも簡単にとる方法があります。
(以下、自己責任において行ってください。)
ビロードの生地を用意し、毛足のある方で、着物の生地の布目にそって軽くこすると、表面のカビは驚くほど取れます。専門家でもこの方法でカビをとる場合があるくらいです。
うっすらと白く発生した程度の初期のカビであれば、高い工賃を支払うよりは、ご家庭でも簡単に出来るこの方法を試してみる価値は充分にあります。
虫干しをし、カビを予防しつつ、初期の段階で発見して、この方法でご家庭で処置をし、乾燥した場所に保存するというサイクルが出来れば、カビについてはまず安心です。
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きものお手入れ : 18:02 : comments (x) : trackback (0)
2008-07-13 Sun
いよいよ、各地から梅雨明けの便りが届く時期となって参りました。「梅雨明け十日」と言う言葉がありますが、梅雨が明けてしばらくの間は、天気が安定する事が多いようで、梅干を漬けている方はこの時期に天日干にされる方も多いのではと思います。
この梅雨明けの晴れが続く時期、着物を長持ちさせる為に、是非オススメしたい大切な作業があります。それが「虫干し」です。虫干しとは、晴れた日の風通しの良い部屋で、着物をタンスから出して陰干し(太陽の光が当たらない所で部屋干しする)する事を言います。経験上、一日で一番湿気が少ない、朝10時頃から昼の2時頃まで干しておく事を推奨いたします。
きもの、特に喪服や江戸褄、黒っぽい着物は、その染料の性質上、カビが大変発生しやすいものです。湿気の多い季節「梅雨」はその発生が一番心配される時期であります。原田染物店では、お客様に、冬の乾燥した日と、梅雨明けの晴れが続く日、年二回の虫干しを推奨しています。保管場所が湿気のある場所でなければ、この二回の虫干しで着物を長持ちさせる為に必須の絶大なカビ防止効果があるのです。
虫干しには、カビを防止するほかに、タンスしまっていた着物を出す事で、きものをチェックするという目的もあります。ここで問題にしている、カビという観点においては、初期のカビが発見できるという利点があります。カビがうっすらと表面に白く発生した初期の段階でしたら、比較的簡単にカビはとる事が出来るのですが、ひどいカビなってしまうと、専門家が洗いましても、完全にはとりきれない場合が多くあります。又、取れたとしてもほとんどの場合、再びカビが発生いたします。人間と同じように、きもののカビも早期発見がとても重要であり、それには虫干しは大変有効なのです。
繰り返しになりますが、カビはきものの大敵。しかし湿気の多い国日本、カビの対処法も工夫が凝らされてきました。その中で特に効果があるとされるのがこの虫干しです。冬と梅雨明けの年二回の虫干しによって、カビの初期発見、カビの予防をし、着物を長待ちさせる事につなげる事が出来ます。
週間天気をご覧になり、3日晴れが続く日の真ん中の日などに、行われてみてはいかがでしょうか?。虫干しの機会に、持っている着物を眺めてみるというのもまた、楽しいものです。
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きものお手入れ : 06:00 : comments (x) : trackback (0)


