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2009-02-12 Thu
日本、特に関東地方などでは、冬は一年で一番乾燥した季節です。来る春を迎える前に、この乾燥を利用して是非ともお勧めしたい着物のお手入れ方法が有ります。それは「虫干し」です。大切なお着物を長持ちさせる為には必須と言える作業です。虫干しとは、晴れた日の風通しの良い部屋で、着物をタンスから出して陰干し(太陽の光が当たらない所で部屋干しする)する事を言います。経験上、一日で一番湿気が少ない、朝10時頃から昼の2時頃まで干しておく事を推奨いたします。
きもの、特に喪服や江戸褄、黒っぽい着物は、その染料の性質上、カビが大変発生しやすいものです。通常、衣替えの時期などに行う事が一般的ですが、原田染物店ではお客様に、冬の乾燥した日と、梅雨明けの晴れが続く日、年二回の虫干しを推奨しています。保管場所が湿気のある場所でなければ、この二回の虫干しで着物を長持ちさせる為に必須の絶大なカビ防止効果があるのです。
虫干しには、カビを防止するほかに、タンスしまっていた着物を出す事で、きものをチェックするという目的もあります。特に初期に発見したいのがカビ。カビがうっすらと表面に白く発生した初期の段階でしたら、比較的簡単にカビはとる事が出来るのです。しかし、ひどいカビなってしまうと、専門家が洗いましても、完全にはとりきれない場合が多くあります。又、取れたとしてもほとんどの場合、再びカビが発生いたします。人間の病気と同じように、きもののカビも早期発見がとても重要であり、それには虫干しは大変有効なのです。
繰り返しになりますが、カビはきものの大敵。しかし湿気の多い国日本、カビの対処法も工夫が凝らされてきました。その中で特に効果があるとされるのがこの虫干しです。冬と梅雨明けの年二回の虫干しによって、カビの初期発見、カビの予防をし、着物を長待ちさせる事につなげる事が出来ます。
週間天気をご覧になり、3日晴れが続く冬晴れの真ん中の日などに、行われてみてはいかがでしょうか?。虫干しの機会に、持っている着物を眺めてみるというのもまた、楽しいものです。
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by 原田染物店
きものお手入れ : 22:27 : comments (x) : trackback (0)
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